ジッタプラン株式会社
ジッタプランの” ジッタ ”とは、『実多』、『自舵』、『自立』の３つの言葉を表しており、弊社を利用される方や従業員が、多くの実りをもとに、自分で舵をとりながら、自分らしく自立した人生を歩められるようになってほしいとの思いが込められています。
生きづらいと言われる昨今の社会の中で、障がいを持つ人も、そうでなくても、多くの人が生きていくために自分を変えなくてはいけないと考えます。もちろんそれは間違いではないですが、中には変える必要のないこと、どんなに頑張っても変えられないこともあると思います。だからこそ、僕たちは変えることより『実り』をプラスしていくことを大事にしたいと考えます。
どんな形であれ、自分の人生を生きていて自分が楽しいと思えるかどうかが何よりも大切です。また、何をもって楽しいかということも価値観は人それぞれですので、何をプラスすれば “ 自分らしく楽しく” 生きられるようになるのか、私たちが一緒に探すお手伝いをさせていただきます。
私たちが目指すもの
〜正しい価値観をもって、自分中心に生きる〜
これは私たちが提案する生き方になります。
正しい価値観というのも人それぞれだとは思いますが、私たちがこれだけは絶対に必要だと考えるのは、
・人を意図的に傷つけない
・人を意図的に不幸にしない
この２つです。逆にこの２つさえ守られていれば、あとは自分中心に生きたのでいいのではないかと思っています。自分中心というと、自己中心的という言葉のようにあまりいいことだと思われませんが、様々な考えの人がいる社会の中で、自分の人生を人に委ねていては本当に幸せになることは難しいのではないでしょうか。
とくに働くということに関しては、上司や先輩の評価が全てだと考えてしまう人も多いと思います。もちろん、仕事では他人の評価によって良し悪しが決まってしまうことがほとんどですが、それでも同じように自分の評価も大事にしてください。例え他人の評価が悪くても、そこに自分がやれる精一杯の努力をしたならば、ちゃんと自分を評価してあげることが大切です。他人に自分のすべてを見てもらうことはできません。そして、他人の評価は自分でコントロールできないものと考えておいたほうがよいと思います。自分のコントロールできないものに悩み、苦しんでいても人生は楽しくなりません。自分への評価に嘘はつけませんが、良くも悪くも自分がコントロールできる部分なので、そこを大事にすることで自分らしい人生を歩んでいくことができるようになるはずです。
人に迷惑をかけることはあたりまえです。それ自体が悪いことではありません。
大切なのは自分らしくあるために、他人とも一緒にやっていける価値観を身に付けること。
自分を中心に人生を楽しんで生きていくために、私たちが少しでも力になることがこの会社の存在意義です。
私たちの考え方
・利用者（メンバー）主体
私たちはいわゆる利用者さんのことをメンバーさんと呼ばせていただいています。これは、私たちの会社を利用される方は、私たちと一緒に会社をつくってくれるメンバーだという考えからきています。障がい者と一括りにいっても、精神、発達、知的、身体、難病などその障がいも様々であり、ましてその特定される障がいにおいても、出来ること出来ないこと、必要な環境や配慮などもその人それぞれに違いますので、そのすべてに私たちだけの思い込みで対応することは不可能だと考えています。だからこそ、決まったルールではなく、出来るかぎりその人自身が自分に必要な環境や配慮を考えてもらうこと、やりたいことやれることを見つけること、それを従業員が一緒にフォローしていくこと、その過程で生まれたものを事業所で行う仕事やサービスに反映させていきたいと考えています。
・自立について
私たちの考える自立とは、けして身の周りのことを全て自分で出来るようになる身辺的自立や、自分でお金を稼いで周りの援助なしに生活が出来るようになる金銭的自立のことを言っているのではありません。自分らしく生きるために自分のことを自分で決めて、そこに責任を持ちながら生きることこそが自立だと考えます。また、障がいによってはその決め方や責任の持ち方も人それぞれにあると考えています。
ぜひ自分にあった自立のかたちを探してください。
